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Google Cloud Platform の利用

登録と設定

 2019/06「Google Assistant Library」の破棄に伴い既存の情報はその公開時期を確認する必要が必須となった。
以下、書籍「Raspberry Pi + AI 電子工作入門」の手順を参考に 2020/03 現在の実行手順を検証した。

(ページ数) は「Raspberry Pi + AI 電子工作入門」の該当ページを示す。

事前準備

「Google Cloud Platform」登録と設定

(1) https://console.cloud.google.com でクラウド・プラットフォーム・コンソールにアクセスする。

左のような画面となった場合はすでに Googleアカウントでログインしている。
作成したアカウントと異なる場合は「赤印」をクリックしてアカウントを変更する。
(Googleアカウントは複数運用ができるので常に現在のアカウントの確認が必要)

(2) 初回ログイン時のみ左の承認画面が表示されるのでチェックして「同意して続行」を押す。

(3) 続けて表示される画面で「プロジェクトの選択」を押す。

(4)「新しいプロジェクト」を押す。

(5)「プロジェクト名」を入力。

(6) もう一度「プロジェクトの選択」を押す。

(7) 登録された「RaspberryAi2」プロジェクトを選択。

(8)「RaspberryAi2」プロジェクトの情報が表示される。(140ページ)

「Google Assistant API」の有効化

(9)「Assistant API」のURLは変化しているようだ。前記の画面の検索窓にAssistant と入力する。(左画面)

(10) 表示された左画面(141ページ)の「有効にする}をクリックする。

(11) 表示される左画面(142ページ)の「Learn more」を押す。

(12) 2020/03/05 現在左画面に遷移する。画面右上の「Go to Action Console」を押す。

 

Assistant SDK クラウド設定

「Action on Google」プロジェクトの作成

(13) 画面右上の現在ログイン状態のユーザーを確認し「New Project」を押す。

(14) 初回のみ左の承認画面が表示されるのでチェックして「同意して続行」を押す。

(15) 新規プロジェクト作成画面が表示される。(144ページ画面)

(16) 新規プロジェクト画面が表示される。(145ページ)

「Google API」認証情報の設定

(17) https://console.developers.google.com/apis/credentials/consent にアクセスして表示される左画面上部の「プロジェクトの選択」を押す。

(18) 表示される左画面でプロジェクト「RaspberryAI2」を選択する。

(19) 左画面の表示となった場合、右上のログイン状態を確認して左カラム「OAuth 同意画面」を選択。

(20)「アプリを編集」を押す。

(21)「Google API 認証情報の設定」画面が表示される。145ページ下)

(22)「Google API 認証情報の設定」完了画面。

アクティビティの設定

(23) https://myaccount.google.com/activitycontrols にアクセスして「ウェブアプリのアクティビティ」がON、「音声録音を含める」にチェックが入っていることを確認する。

(24) 画面を下にスクロールし、「[デバイス情報の設定]は、[アクティビティ管理]から移動しました」の項目の「アシスタントでのデータ」をクリックする。

(25) 表示される左画面を下にスクロールする。

(26)「Google 全体にわたる管理」の項目の「ウエブとアプリのアクティビティ」「音声録音」「デバイスのアプリ情報」をONにする。(ONになっていることの確認)

モデルの登録

「Device Regstration」メニューが該当画面から削除され、「REGISTER MODEL」の登録ができなくなっている。
これまでに登録されたものは表示されるので、メニューから隠されているだけだと判断し、以下の操作を探し出した。

(27) https://console.actions.google.com/ にアクセスして左画面を表示する。

登録されているプロジェクト「RaspberryAi」をクリック。
表示される画面に従って下のように遷移する。

 

(28) 左画面の表示になったら、アドレスバーのURL の最後の方 プロジェクト番号の後の /actions//deviceregistration/ に変更してページを表示する。

(29)「Device Registrer Model」の登録画面が表示される。(147ページ下)

 画面は(28)と同じようだが中央のボタンの名称が異なる。 中央の「REGISTER MODEL」ボタンを押す。

(30) デバイス登録する。(148ページ上)

(31) 証明書ダウンロードのページが表示される。

 Windowsの場合(Edge/IE)ダウンロードボタンを押してもダウンロードできない(2020/03/05現在)ので次に進む。

Traitsの設定

(32)「All 7 traits」を選んでSAVE する。

(33) デバイスの登録が終わるとデバイス一覧に表示される。

 

証明書の再取得

(34) https://console.actions.google.com/ にアクセスして左画面を表示する。

登録されているプロジェクト「RaspberryAi」をクリック。

(35) 左画面の表示になったら、画面左上のメニューボタンを押す。

(36) 画面左上のメニューから「OverView」→「Develop」と選択する。

(37) 画面左のメニューから「Device registration」を選択し、メニューを閉じる。

(38) デバイス一覧の画面から証明書の再取得ができる。

 2020/03/05 現在 Windows10(Edge/IE)では、ダウンロードボタンを押してもダウンロードできないので別の方法で取得する。
このページのURL アドレスを利用して再取得する。

(39) 左画面が表示されたら「Google Chrome」を起動し、左画面のURL をコピーして「Google Chrome」の検索窓にペーストし、「Google Chrome」に同じページを表示させる。

(40) 「Google Chrome」ブラウザ画面右の「Download OAuth 2.0 credentals」を押して証明書をダウンロードする。

(41) 「Google Chrome」ブラウザ画面左下のダウンロードが終了したらファイルの場所を開く。

(42) 証明書 (XXXXXXX.json) ファイルを取得できる。

このファイルを「TeraTerm」などで Raspberry Pi 上に転送する。

 VNCビューアなどからRaspberry Pi 上のWEBブラウザを呼び出し先の画面の再取得で証明書をダウンロードすることができる。

(39') VNCビューアからRaspberry Pi のWEBブラウザにアクセス。

(40') 上記再取得の手順(34)~(38)で、左画面を表示する。 ブラウザ画面右の「Download OAuth 2.0 credentals」を押して証明書をダウンロードする。

(41') ~/Download に証明書ファイルがダウンロードされる。(この場合転送の必要はない。)

参考資料

Googleアカウント関連

Google Cloud 関連

 

Last-modified: 2020-03-16 (月) 10:14:10