DualBoot のバックアップ(No.1)

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  • 1 (2024-02-15 (木) 10:43:54)

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私的AI研究会 > DualBoot

Windows / Linux デュアルブート †

　AI 機械学習のために用意した新しいマシンで「Windows11」「Ubuntu22.04LTS」デュアルブートを構成する

「Windows11」導入済みマシンに「Ubuntu22.04LTS」をインストール †

使用するハードウェア †

　HP ENVY Desktop TE02-1097jp

• OS1:　　　Windows11 pro
  
• OS2:　　　Ubuntu22.04LTS
  
• CPU: 　　 13th Gen Intel® Core™ i9-13900
  
• Memory:　 64GB
  
• Storage1: 1TB Gen4 M.2 SSD（PCIe NVMe）→ Windows11
• Storage2: 1TB Gen4 M.2 SSD（PCIe NVMe）→ Ubuntu22.04LTS
• Storage3: 3TB 3.5inch HDD SATA
• Graphic1: NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti 12GB
• Graphic2: Intel® UHD Graphics 770
• Diaplay:　QWHD(2560x1440)
  

　■ 参考：Intel® CPU について
　　　　　NVIDIAのGPUアーキテクチャ

インストール用 USB の作成 †

• Ubuntu22.04LTS を入手する
  
  
  オフィシャルサイト → Ubuntuを入手する から「Ubuntu Desktop 22.04.3 LTS」をダウンロードする
  
  
• USBメモリーが『GPT』フォーマットであることを調べる
  (1)「ディスクの管理」を開く
  (2) 該当する USB ドライブのプロパティを開く (右画面 → )
  (3) GPT でない(MBR) 場合は下記サイトを参考に『GPT』に変更する
  → 【HDD】GPT形式でハードディスクをフォーマットしたい （コマンドプロンプト版）
  
  
• ダウンロードした ISOファイルを USBメモリーに書き込み、インストールディスクとする
  → 起動 USB メモリーの作成 Rufus
  

「ubuntu22.04LTS インストール」その１（あえなく撃沈 !!） †

1. 作成したインストール用 USB でインストール
   
   
   
   
   (1) コンピュータを起動しブートメニューから USBメモリーを選択
   (2)「GNU GRUB」が起動するので「Try or Install Ubuntu」を選択
   (3) ACPI エラーでストップしインストールが進行しない
   
   
2. 強制的に電源 OFF 再起動するとブルーバックの画面で「Bitlocker 回復 キー 」(48桁の暗号キー)入力を求められる
   (1) システムドライブの保護が働いたようだ、幸い回復キーを見つけることができ元の状態に復帰した
   　→ 「Windows で BitLocker 回復キーを見つける」
   (2) 今回の使用環境では BitLocker 機能は不要と判断し、すべてのドライブの暗号化を解除する
   　→ 「BitLocker ドライブ暗号化の有効無効の確認と解除方法」
   (3) 再度インストールを試みるも状況は同じ、ダメもとで HP サポートにアクセスしてみる
   
   
3. HP LINE サポートでの経緯
   
   
   
   
   (1) BIOS のリセット（工場出荷状態に戻す）
   (2) BIOS セキュアブートの設定を無効にする
   (3) Windows11 の設定で高速スタートアップを無効にする
   (4) BIOS バージョンの確認 →「AMI F.16, 2023/08/02」(最新版)
   (5) 状況は変わらず、サポートは打ち切られた
   　■ デュアルブートはサポート外の内容で動作保証できない（ごもっとも!!）
   　■ このシリーズではユーザーが BIOS 設定を変更することは想定していないのでマニュアルなどはない（？）
   

起動メニューの実機調査 †

1. 電源投入後「hp」ロゴが出るまでに「esc」キーを連打する
   
   
   
   
   
2. 「F1 システム情報」/ 「F9 ブートメニュー」
   
   
   

• 「F10 BIOS セットアップ画面」 (1)『メイン』タブ
  
  
  
  (2)『セキュリティ』タブ
  
  
  
  
  
  
  
  (3)『構成』タブ
  
  
  
  

1. 『ブートオプション』タブ
   
   
   
   
   (4)『終了』タブ
   
   

「ubuntu22.04LTS インストール」その２（状況変わらず !!） †

1. Linux インストール予定の セカンダリー M2 ドライブ以外のストレージを外す
   ・ Windows11 インストール済みのプライマリー M2 ドライブ
   
   
   
   ・セキュアブートの設定は有効のままインストールする
   
   
2. 「GNU GRUB」が起動するので「Try or Install Ubuntu」を選択
   
   
3. インストール途中で止まる（初回から変わらず）
   

   [      0.344334] ACPI BIOS Error (bug): Failure creating named object [\_SB.PC00.R
   IP21.PXSX.TURP], AE_ALREADY_EXISTS (20221020/dswload2-326)
   [      0.344342] ACPI Error: AE_ALREADY_EXISTS, During name lookup/catalog (20221020/psobject-220)
   [      0.344344] ACPI BIOS Error (bug): Failure creating named object [\_SB.PC00.R
   P21.PXSX.TBDU], AE_ALREADY_EXISTS (20221020/dswload2-326)
   [      0.344346] ACPI Error: AE_ALREADY_EXISTS, During name lookup/catalog (20221020/psobject-220)
   [      1.376781] blacklist: Problem blacklisting hash (-13)
   [      1.376800] blacklist: Problem blacklisting hash (-13)
   [      1.376837] blacklist: Problem blacklisting hash (-13)
   [      1.376869] blacklist: Problem blacklisting hash (-13)
   [      1.376907] blacklist: Problem blacklisting hash (-13)
   [      1.376937] blacklist: Problem blacklisting hash (-13)
   [      1.588745] DMAR: DRHD: handling fault status reg 2
   [      1.588784] DMAR: CDMA Write NO_PASID] Request device [05:00.0] fault addr 0x5a5db000 [fault reason 0x05] PTE Write access is not set
   [      2.335557] nouveau 0000:01:00.0: unknown chipset (194000a1)

• 「nouveau 0000:01:00.0: unknown chipset (194000a1)」が問題のよう
  (1) Ubuntuのインストーラに入っている Nouveau というドライバが最新のデバイスに対応していない場合インストール時にハングアップする
  　→ nvidiaのGPUが搭載されたPCでUbuntuのインストーラが失敗する場合
  
  (2) Linuxのカーネルオプションでグラフィック機能を無効化(nomodeset) して起動、インストールできるらしい
  　→ Ubuntu18.04のインストールできず、黒画面（処方箋：nomodeset）
  

「ubuntu22.04LTS インストール」その３（インストール成功 !!） †

• カーネルオプションでグラフィック機能を無効化して起動する

1. 電源 ON
   
2. 「GNU GRUB」画面が表示されたらキーボードの 'e' を押す
   
   
3. 表示された画面の以下の行を変更する
   
   
   ・変更前
   

   linux   /casper/vmlinuz file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed maybe-ubiquity quiet splash ---

   ・変更後（「nomodeset」を追加する）
   

   linux   /casper/vmlinuz file=/cdrom/preseed/ubuntu.seed maybe-ubiquity quiet splash nomodeset ---

4. 'F10' を押してリブートすれば無事インストールが実行される
   
   

   　※ インストール詳細 → Ubuntu22.04LTS のインストールと設定
   

「ubuntu22.04LTS」インストール後の設定 †

• 起動時に GRUBメニューを表示させる
  ・「/etc/default/grub」を編集する
  

  GRUB_TIMEOUT_STYLE=menu                 ← メニューを表示するように 'hidden' から変更する
  GRUB_TIMEOUT=5                          ← 表示秒数
  GRUB_DISABLE_OS_PROBER=false            ← Windows を起動できるように追記する

  ・grub の更新を実行する
  

  $ sudo update-grub

  ・次回起動から Grubメニューが５秒間表示された後 Ubuntu が起動する
  
  
• NVIDIA 最新ドライバは自動的にインストールされているよう（進化している!!)
  

  $ nvidia-smi
  Wed Jan 10 03:40:26 2024       
  +---------------------------------------------------------------------------------------+
  | NVIDIA-SMI 535.129.03             Driver Version: 535.129.03   CUDA Version: 12.2     |
  |-----------------------------------------+----------------------+----------------------+
  | GPU  Name                 Persistence-M | Bus-Id        Disp.A | Volatile Uncorr. ECC |
  | Fan  Temp   Perf          Pwr:Usage/Cap |         Memory-Usage | GPU-Util  Compute M. |
  |                                         |                      |               MIG M. |
  |=========================================+======================+======================|
  |   0  NVIDIA GeForce RTX 4070 Ti     Off | 00000000:01:00.0  On |                  N/A |
  | 30%   28C    P8               5W / 285W |    399MiB / 12282MiB |      8%      Default |
  |                                         |                      |                  N/A |
  +-----------------------------------------+----------------------+----------------------+
                                                                                           
  +---------------------------------------------------------------------------------------+
  | Processes:                                                                            |
  |  GPU   GI   CI        PID   Type   Process name                            GPU Memory |
  |        ID   ID                                                             Usage      |
  |=======================================================================================|
  |    0   N/A  N/A      1939      G   /usr/lib/xorg/Xorg                          168MiB |
  |    0   N/A  N/A      2178      G   /usr/bin/gnome-shell                         71MiB |
  |    0   N/A  N/A      2925      G   ...irefox/3600/usr/lib/firefox/firefox      147MiB |
  +---------------------------------------------------------------------------------------+

「Windows/Linux」環境の切り替え †

• 「Windows 11」の起動
  ・電源 ON で優先的に起動する
  
  
• 「Ubuntui22.04LTS」の起動（HP-ENVY の場合）
  (1) 電源投入後、ロゴが表示される前に 'Esc' キーを連打する
  (2) 起動メニューが表示さtれたら 'F9' を押す
  (3) 表示されたブートメニューから「Ubuntu」を選択する
  

Ubuntu22.04LTS のインストールと設定 †

Ubuntu22.04LTS のインストール †

1. 作成したインストール用 USB をセットしてコンピュータを再起動する
   
   
2. 言語選択画面で「日本語」を選択し「Ubuntuをインストール」を押す
   
   
3. 手順に従いインストールを進める
   ※注意：『アップデートとほかのソフトウェア』のページ
   ・”グラフィクスとWifiハードウェアと通常のメディアフォーマットのサードパーティ製ソフトウェアをインストールする"にチェックを入れる
   ・”Configure Secure Boot”の箇所に任意のパスワードを入力しておく
   ・インストール後、再起動すると表示される Mok manager でこのパスワードを使って承認する（手順後述）
   ・本処理を行わないとインストール対象となるサードパーティ製ソフトウェアはビルドはされるがロードされない結果となり、利用不可能となる
   
   
   
   
   
   
4. コンピュータ名 / ユーザー名などの入力をして進める。再起動後、インストール USB を抜く
   
   
   
   
   
5. Mok managerオペレーション
   ・再起動するとブルースクリーン状の Mok manager が起動する
   ・「Enroll MOK」を選択 → 「Continue」を選択 → 「Yes」を選択 →
   　”Configure Secure Boot”の箇所に入力した「パスワード」を入力 → 「Reboot」を選択
   
   
   
   
   
   
6. Ubuntu22.04LTS インストール完了
   
   
   

OS (ubuntu22.04LTS) インストール直後の環境設定 †

1. 日本語関連設定
   
   
   ・左サードバーから「アプリケーションの表示」を選び「言語サポート」を押す
   手順に従いインストールを完了する
   
   ・「設定」→「キーボード」を選び「日本語（Mozc）」を一番上にする
   ・メニューバーの文字入力を右クリックし「日本語（Mozc）」を一番上にする
   
   
   
   
   
2. キーボード入力の設定
   ・「mozc」で英数キーを押すと入力モードが変更になり混乱の元なので「Eisu IME有効」→「IME無効」にする
   
   
   
   
   
   
3. 端末（ターミナル）の設定
   
   
   ・ディスプレイ解像度に合わせてウインドウ表示サイズを設定しておく（例：QWHD の場合で 120x60 に設定）
   
   
4. 「ファイル(nautilus)」で「管理者として開く」オプションを有効にする
   ・拡張機能 (nautilus-admin) をインストールする
   

   $ sudo apt install nautilus-admin

   ▼「sudo apt install nautilus-admin」ログ
   ▲「sudo apt install nautilus-admin」ログ

   $ sudo apt install nautilus-admin
   [sudo] mizutu のパスワード: 
   パッケージリストを読み込んでいます... 完了
   依存関係ツリーを作成しています... 完了        
   状態情報を読み取っています... 完了        
   以下の追加パッケージがインストールされます:
     gir1.2-nautilus-3.0 python3-nautilus
   以下のパッケージが新たにインストールされます:
     gir1.2-nautilus-3.0 nautilus-admin python3-nautilus
   アップグレード: 0 個、新規インストール: 3 個、削除: 0 個、保留: 5 個。
   34.2 kB のアーカイブを取得する必要があります。
   この操作後に追加で 213 kB のディスク容量が消費されます。
   続行しますか? [Y/n] y
   取得:1 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy-updates/main amd64 gir1.2-nautilus-3.0 amd64 1:42.6-0ubuntu1 [5,318 B]
   取得:2 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy/universe amd64 python3-nautilus amd64 1.2.3-3.1build1 [19.4 kB]
   取得:3 http://jp.archive.ubuntu.com/ubuntu jammy/universe amd64 nautilus-admin all 1.1.9-3.1 [9,420 B]
   34.2 kB を 2秒 で取得しました (20.2 kB/s) 
   以前に未選択のパッケージ gir1.2-nautilus-3.0:amd64 を選択しています。
   (データベースを読み込んでいます ... 現在 206687 個のファイルとディレクトリがイン
   ストールされています。)
   .../gir1.2-nautilus-3.0_1%3a42.6-0ubuntu1_amd64.deb を展開する準備をしています .
   ..
   gir1.2-nautilus-3.0:amd64 (1:42.6-0ubuntu1) を展開しています...
   以前に未選択のパッケージ python3-nautilus を選択しています。
   .../python3-nautilus_1.2.3-3.1build1_amd64.deb を展開する準備をしています ...
   python3-nautilus (1.2.3-3.1build1) を展開しています...
   以前に未選択のパッケージ nautilus-admin を選択しています。
   .../nautilus-admin_1.1.9-3.1_all.deb を展開する準備をしています ...
   nautilus-admin (1.1.9-3.1) を展開しています...
   gir1.2-nautilus-3.0:amd64 (1:42.6-0ubuntu1) を設定しています ...
   python3-nautilus (1.2.3-3.1build1) を設定しています ...
   nautilus-admin (1.1.9-3.1) を設定しています ...

   
   ・変更を適用する
   　拡張機能をインストールしたら、変更を適用するためにファイルマネージャを再起動する必要がある。
   　以下のコマンドを実行してバックグラウンドサービスを終了し、自動的に再開する必要がある。
   

   $ nautilus -q

   
   
5. SSH サーバーをインストールする
   ・SSHのステータスをチェックすると、見つからなかったので OpenSSHをインストールする
   

   $ sudo apt install openssh-server -y

   ・SSHのステータスをチェックする
   

   $ sudo systemctl status ssh
   
   ● ssh.service - OpenBSD Secure Shell server
        Loaded: loaded (/lib/systemd/system/ssh.service; enabled; vendor preset: e>
        Active: active (running) since Fri 2023-12-08 13:13:31 JST; 42s ago
          Docs: man:sshd(8)
                man:sshd_config(5)
      Main PID: 9717 (sshd)
         Tasks: 1 (limit: 76721)
        Memory: 1.7M
           CPU: 47ms
        CGroup: /system.slice/ssh.service
                └─9717 "sshd: /usr/sbin/sshd -D [listener] 0 of 10-100 startups"
   
   12月 08 13:13:31 NUC-GEN10 systemd[1]: Starting OpenBSD Secure Shell server...
   12月 08 13:13:31 NUC-GEN10 sshd[9717]: Server listening on 0.0.0.0 port 22.
   12月 08 13:13:31 NUC-GEN10 sshd[9717]: Server listening on :: port 22.
   12月 08 13:13:31 NUC-GEN10 systemd[1]: Started OpenBSD Secure Shell server.

   ・SSH のパスワード認証を有効にする
   　「/etc/ssh/ssh_config」ファイル行頭のコメント'#'を取る（管理者権限で実行）
   

   PasswordAuthentication yes

   ・SSH サービスの再起動

   $ sudo systemctl restart ssh

   ・IPアドレスの確認する
   

   $ ip a
   1: lo: <LOOPBACK,UP,LOWER_UP> mtu 65536 qdisc noqueue state UNKNOWN group default qlen 1000
       link/loopback 00:00:00:00:00:00 brd 00:00:00:00:00:00
       inet 127.0.0.1/8 scope host lo
          valid_lft forever preferred_lft forever
       inet6 ::1/128 scope host 
          valid_lft forever preferred_lft forever
   2: eno1: <BROADCAST,MULTICAST,UP,LOWER_UP> mtu 1500 qdisc fq_codel state UP group default qlen 1000
       link/ether 1c:69:7a:a1:48:f1 brd ff:ff:ff:ff:ff:ff
       altname enp0s31f6
       inet 192.168.0.14/24 brd 192.168.0.255 scope global dynamic noprefixroute eno1
          valid_lft 251391sec preferred_lft 251391sec
       inet6 fe80::9c7e:ccf0:33d9:3da8/64 scope link noprefixroute 
          valid_lft forever preferred_lft forever
   3: wlp0s20f3: <NO-CARRIER,BROADCAST,MULTICAST,UP> mtu 1500 qdisc noqueue state DOWN group default qlen 1000
       link/ether 44:af:28:0b:21:ab brd ff:ff:ff:ff:ff:ff

   
   
6. 「vi」エディタの設定
   

   $ vi ~/.vimrc
   set nocompatible
   set backspace=indent,eol,start
   set expandtab
   set tabstop=4
   set shiftwidth=4
   set autoindent

   ・sudo 付きで vi を実行した場合は、root の設定が使用されるので、rootの .vimrcを ~/vimrc のシンボリックリンクにする
   

   $ sudo ln -s ~/.vimrc /root/.vimrc
   $ sudo ls -la /root
   合計 24
   drwx------  4 root root 4096  3月 31 19:07 .
   drwxr-xr-x 20 root root 4096  3月 31 17:29 ..
   -rw-r--r--  1 root root 3106 12月  5  2019 .bashrc
   drwx------  2 root root 4096  2月 10 03:51 .cache
   -rw-r--r--  1 root root  161 12月  5  2019 .profile
   lrwxrwxrwx  1 root root   19  3月 31 19:07 .vimrc -> /home/mizutu/.vimrc
   drwxr-xr-x  3 root root 4096  3月 31 17:33 snap

   
   
7. Windows に切り替えると時刻がずれるのを修正する
   

   (py37y) $ sudo hwclock -D --systohc --localtime
   hwclock: use --verbose, --debug has been deprecated.

Windows/Linux デュアルブートのまとめ †

インストール・トラブルの主な原因 †

1. ストレージ全体が「BitLocker」で暗号化されていた
   
2. グラフィックボードが新しい「GForce RTX-4070」で対応していない箇所があった
   
3. ハードウエアが新しく、インターネットからの情報の整合性が取りにくかった
   

主な処置内容 †

1. ストレージの暗号化はすべて解除し、「BitLocker」は無効化
   
2. セキュアブートは有効の設定とした
   
3. 「Ubuntu22.04LTS」インストーラ起動時にグラフィック機能を無効化して起動
   

ドライブ構成 †

• Windows 11「ディスクの管理」で見たドライブ
  
  
  　
  　● プライマリー M2：1TB Gen4 M.2 SSD（PCIe NVMe）
  　
  　● セカンダリー M2：1TB Gen4 M.2 SSD（PCIe NVMe）
  　
  　● 拡張ドライブ　　：3TB 3.5inch HDD SATA
  

残っている問題 †

• 「ubuntu22.04LTS」起動時にやや時間がかかる
  ・'DNARR:'のエラーで 約20秒 約2秒
  

  [************] DMAR: DRHD: handling fault status reg 2
  [************] DMAR: CDMA Write NO_PASID] Request device [05:00.0] fault addr 8x5a5db000 [fault reason 8x851 PTE Write access is not set

  ・'DNARR:'のエラーｘ4 以降はすぐに起動する（トータル起動時間：約1分26秒 約22秒）
  

  [    0.271308] ACPI BIOS Error (bug): Failure creating named object [\_SB.PC00.R
  P21.PXSX.TURP], AE_ALREADY_EXISTS (20230331/dswload2-326)
  [    0.271316] ACPI Error: AE_ALREADY_EXISTS, During name lookup/catalog (202303
  31/psobject-228)
  [    0.271319] ACPI BIOS Error (bug): Failure creating named object [\_SB.PC08.R
  P21.PXSX.TBDU], AE_ALREADY_EXISTS (20230331/dswload2-326)
  [    0.271321] ACPI Error: AE_ALREADY_EXISTS, During name lookup/catalog (202303
  31/psobject-228)
  [    1.365905] DMAR: DRHD: handling fault status reg 2
  [    1.365962] DMAR: CDMA Write NO_PASID] Request device [05:00.0] fault addr 8x5a5db000 [fault reason 8x851 PTE Write access is not set
  [   21.650096] DMAR: DRHD: handling fault status reg 2
  [   21.650161] DMAR: [DMA Write NO_PASID] Request device [05:00.0] fault addr 0x5a5db000 [fault reason 8x05] PTE Write access is not set
  [   42.130080] DMAR: DRHD: handling fault status reg 2
  [   42.138122] DMAR: [DMA Write NO_PASID] Request device [05:00.01 fault addr 8x5a5db000 [fault reason 8x05] PTE Write access is not set
  [   62.610876] DMAR: DRHD: handling fault status reg 2
  [   62.618123] DMAR: [DMA Write NO_PASID] Request device [05:00.01 fault addr 0x5a5db000 [fault reason 0x85) PTE Write access is not set
  [   83.006636] thunderbolt 0000:05:00.0: failed to send driver ready to ICH
  /dev/nweinip2: clean, 935706/62400304 files, 31200611/249919744 blocks
  [   84.103874]
  [   84.117171] ACPI BIOS Error (bug): AE_AHL PACKAGE_LIMIT, Index (0x00000004A) is beyond end of object (length 0x4A) (20230331/exoparg2-393)
  [   84.117203] ACPI Error: Aborting method \_SB.PCOO.CNVN.HGDS due to previous error (AE_AHL PACKAGE LIMIT) (20290331/psparse-529)
  [   84.126226] imimifi 0000:00:14.3: HRT: Invalid buffer destin

  ・動作に支障はないので現状は無視することにする
  　※ エラーの待ち時間が短くなってトータル起動時間が短くなった（2024/02/15）
  

関連用語 †

• BitLocker
  ・PCに装着されているストレージ(HDD/SSD)をまるごと暗号化し、保存されているデータを保護する仕組み
  ・メーカー製のPCなど、Windowsの出荷時状態ではBitLockerが中断(無効ではなく一時的な中断)された状況となっており、初期セットアップで Microsoftアカウントなどを設定した際に有効化され、同時に回復キーが自動的にアカウントにアップロードされる仕組みになっている
  ・外部からのアクセスなどで回復キーの入力が求められ他場合、回復キーが分からないと初期化するしかない
  

• BIOS
  ・マザーボードに搭載されている基本的なハードウェアの制御プログラム
  ・BIOSは、UEFIに代替されてつつあり、レガシーBIOSと呼ばれる
  

• UEFI
  ・BIOSを拡張したもので BIOSの機能を含む新しいプログラム
  ・近年のパソコンのマザーボードは、ほぼ UEFI
  

• CSM
  ・UEFIが古いタイプのデバイスをサポートする機能
  ・CSM無効の場合は新しいデバイスのみで構成されるハードウエアを使用する
  

• セキュアブート ・PC の起動 (ブート) 時に悪意のあるソフトウェアが読み込まれないように設計された重要なセキュリティ機能
  ・セキュアブート有効の場合、デバイスは相手先ブランド供給業者によって信頼されているソフトウェアのみを使用して起動する
  ・CSMが有効の場合は、セキュアブートを無効で使用
  

参考 URL †

• 回復キーを無くすと終わるBitLocker。自動で有効化されてしまうことも。まさかのためのBitLocker入門
  
• Windows で BitLocker 回復キーを見つける
  
• BIOSとUEFI
  
• Windowsでのセキュアブートの有効化・無効化方法とは
  

更新履歴 †

• 2023/12/21 初版
  
• 2024/01/08 デュアルブート実現
  
• 2024/02/13 Mok managerオペレーション追加

参考資料 †

• HP サポート情報 <HP-ENVY Desktop TE02-1097jp>
  • ユーザーガイド(日本語)
    
  • マザーボード公開情報(英語)
    
  • パソコンのスペック構成(英語)
    
  • 類似機種の分解動画(英語)
    

• BIOS 関連
  
  • BIOSとUEFI
    
  • HPデスクトップPC - BIOS Setup Utility情報およびメニューオプション
    

• デュアルブートについて
  • GPTディスクをクローンするとPCを起動できなくなる(一度取り外しただけでも起動できなくなる)
    
  • UEFIやセキュアブートの勘違いしやすい設定30個 まとめ
    
  • HP ノートブック PC - ノートブックコンピューターをブート可能CDまたはDVDから起動できない
    
  • Windowsに表示されないデュアルブートオプションを修正する方法
    
  • Ubuntu 22.04のデュアルブート環境構築
    
  • nouveauグラフィックスドライバを無効にしてLinuxを起動するには?
    
  • Windows 11及びUbuntu 20.04.3 LTS・・UEFIセキュアブート環境下のデュアルブート構成とThinkCentre M75q Tiny Gen2 pasmarkベンチ結果について（Ubuntu 20.04.3 LTS）
    

• Ubuntu22.04とWindowsをデュアルブートする時のGRUB設定の話
  
• Ubungu20.04 で起動時にgrubメニューを表示させる
  
• efibootmgr その1 - UEFIブートマネージャーを操作するコマンドの紹介・UEFIブートマネージャーに登録されているエントリーの一覧を表示する
  
• Ubuntu22.04とWindowsをデュアルブートする時のGRUB設定の話
  
• デュアルブート時のLinuxとWindowsの時刻ズレを解消する
  
• Linux(Ubuntu)のターミナルでコピペする方法【キーボードショートカット】
  
• How to Install GParted on Ubuntu 22.04 or 20.04
  

• NVIDIA driver
  
  • Does the NVIDIA RTX 4070 have drivers for Ubuntu 22.04?
    
  • GeForce® ドライバー
    
  • Ubuntu 22.04 でRTX4070を使うまで(2023/4/22時点)
    
  • 【Ubuntu + NVIDIA】Ubuntu に NVIDIA ドライバーをインストール
    
  • PyTorchでCUDAを使用する際の注意点（備忘録）
    

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