忘備録 > サーバー移行

コンテンツの作成とバックアップ・サーバー移行

XOOPS X (ten) Distribution

CMSとしてXOOPS X (ten)を利用する。

  1. 以下のサイトから最新版をダウンロードし、サーバーにアップする。
     
    http://xoopscube.jp/modules/doc/?Distributions%2FXoopsX
    /var/www/html/xoops
    /var/www/xoops_trust_path
    以上に配置して、http://サーバー名/xoops/install でインストーラを起動する。
    phpmyadmin を使って、管理ユーザー名の登録とデータベースを作成しておく。
     
  2. インストーラの指示に従い Xoops をセットアップする。 途中、cURLExtention エラーの時(ubuntu18.04では不要)
    $ sudo apt-get install php5-curl
    $ sudo service apache2 restart
  3. 管理メニューからの設定
     FTPの設定
      カスタムSSH-FTP(SFTP)
      SSL(FTPS) いいえ
      FTPユーザー名
      FTPパスワード
     
     →互換モジュール→一般設定→デバッグモード→オフ

Xoops のバックアップ

  1. phpmyadminでデータベースをエクスポート
    2GB以上になる場合はエクスポートの詳細設定でテーブルを分割して保存する。
    php.iniの設定変更でサポートできるサイズ変更を行う。
     
  2. 次の場所で、データをバックアップ
    $ cd /var/www/html
    $ sudo tar cvzf xoops.tar.gz xoops
    
    $ cd /var/www
    $ sudo tar cvzf xoops_trust_path.tar.gz xoops_trust_path
    出来上がった *.tar.gz ファイルを保存する。

別のサーバーで再構築

手順再現のため、仮想マシン上に元のサーバーと同じ環境を構築する。
参考: サーバー構築1

  1. 新規にXoops を構築してみる
    legacy-stable\html 以下を/var/www/html/xoops にコピー
    legacy-stable\xoops_trust_path 以下を /var/www/xoops_trust_path にコピー
    phpmyadmin を利用して、xoops用のデータベースを作成しておく(入れ物だけ)
     
    • 新しくユーザー名と同時に同盟のデータベースを作成した場合、照合順序の設定が引き継がれないことがあるので「操作」「照合順序」で「utf8_general_ci」になっていることを確認すること。
      http://ホスト名/xoops/install を起動 xoopsをインストール&設定
       
    • 作成するデータベース名などを移行(バックアップ)するサーバーと同一としておくこと
    • データベースの接頭語を同じものに設定しておく
       
  2. Xoops を一旦削除
    • phpmyadmin でデータベースを削除。同名のデーターベースを作成する。
    • mainfile.phpをコピー保存しておく
    • xoops 関連ファイルを削除
      /var/www/html/xoops
      /var/www/xoops_trust_path
      基本的に同一サーバー構成ならば、mainfile.php の XOOPS Virtual Path (URL) を変更すれば1~2手順は省略可。
       
  3. バックアップからXoopsをコピー
    それぞれのディレクトリで解凍
    $ cd /var/www/html
    $ sudo tar xvzf xoops.tar.gz
    
    $ cd /var/www
    $ sudo tar xvzf xoops_trust_path.tar.gz
  4. mainfile.phpを元に戻し、パーミッションを444に
  5. データベースをphpmyadmin でインポート
  6. xoops を起動
     

XOOPS 起動後 トップページに"Protector detects site manipulation."と表示されたら

これはProtectorモジュールによる簡易サイト改ざんチェックの結果、 何かしら変更があったことを知らせるメッセージ

対応方法

  1. XOOPS_URL/user.php で管理者としてログイン
  2. ログイン後はXOOPS_URL/admin.phpで管理画面に入り
  3. 「Protector」→「一般設定」→「サイト改ざんチェック値」を空にして「送信」
     

DB ERROR!: Please initialize an attach file database on an administrator screen.

対応方法

  1. 管理画面→pukiwkiモジュール
  2. データベースシンクロを行う。
     

データーベースのことなど

  1. データベースのエクスポートの前に、phpadminにてオーバーヘッドを確認し必要ならば最適化しておく。
  2. _session テーブルはクリアしても問題ないので消去するとエクスポート後のファイル容量を抑えることができる。
  3. 移行先でインポート後、テーブルの数を確認しておくこと。
     

Last-modified: 2020-10-18 (日) 17:05:51