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Raspbian覚書 ※ 2020/12/17 更新

Raspberry Pi OS (Raspbian) の導入

Raspberry Pi OS (Rasbian) のダウンロード

Raspbian ダウンロードサイト
※2020/05/27 アップデートが行われOSの名称が「Raspbian」から「Raspberry Pi OS」に変更されています。

microSDカードに OSイメージを書き込む

Raspberry Pi の起動と初期設定。

  1. Raspbian の入った microSD カードをRaspberry Pi のスロットに入れ、ディスプレイ・キーボード・マウス・ACアダプタを接続して電源を入れる。(有線LANの場合はLANケーブルも)
  2. 初期設定ウイザードに従い設定を進める。
    初期ユーザー(rootユーザー) としてあらかじめ「pi」が設定されている。初期設定でパスワードの入力は必要。
  3. 無線LANの設定をする。有線の場合は設定の必要なし。
  4. 最後のステップでソフトウェアのアップデートをする。(数分~数十分)
  5. 再起動して、Raspbian が立ち上がれば最初のセットアップは完了。

raspi-config による詳細設定

  1. デスクトップ環境の場合、「アクセサリ」→「LXTerminal」でターミナルを起動しコマンドを入力する。
    $ sudo raspi-config
  2. 「2 Network Option」→「N1 Hostname」からホスト名を入力。
  3. 「5 Interfacing Option」から「SSH」「VNC」などの必要な各種機能の有効化をする。
  4. 「7 Advanced Option」→「A1 Expand Filesystem」からmicroSDカードの容量拡張をする。
    「A4 Audio」から優先的に使用するオーディオを選択。
  5. 以上で詳細設定 完了。

Raspberry Pi の IPアドレスを調べる

  1. 「LXTerminal」のコマンドラインからコマンドを入力する。
    pi@raspberrypi:~ $ ifconfig
    eth0: flags=4099<UP,BROADCAST,MULTICAST>  mtu 1500
            ether dc:a6:32:71:af:e6  txqueuelen 1000  (イーサネット)
            RX packets 0  bytes 0 (0.0 B)
            RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
            TX packets 0  bytes 0 (0.0 B)
            TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0
    
    lo: flags=73<UP,LOOPBACK,RUNNING>  mtu 65536
            inet 127.0.0.1  netmask 255.0.0.0
            inet6 ::1  prefixlen 128  scopeid 0x10<host>
            loop  txqueuelen 1000  (ローカルループバック)
            RX packets 17  bytes 1284 (1.2 KiB)
            RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
            TX packets 17  bytes 1284 (1.2 KiB)
            TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0
    
    wlan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
            inet 192.168.0.12  netmask 255.255.255.0  broadcast 192.168.0.255
            inet6 fe80::e175:372c:58c7:929  prefixlen 64  scopeid 0x20<link>
            ether dc:a6:32:71:af:e7  txqueuelen 1000  (イーサネット)
            RX packets 81  bytes 9468 (9.2 KiB)
            RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
            TX packets 122  bytes 19804 (19.3 KiB)
            TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0
  2. MACアドレスを調べる。
    pi@raspberrypi:~ $ ifconfig wlan0
    wlan0: flags=4163<UP,BROADCAST,RUNNING,MULTICAST>  mtu 1500
            inet 192.168.0.12  netmask 255.255.255.0  broadcast 192.168.0.255
            inet6 fe80::e175:372c:58c7:929  prefixlen 64  scopeid 0x20<link>
            ether dc:a6:32:71:af:e7  txqueuelen 1000  (イーサネット)
            RX packets 164  bytes 16770 (16.3 KiB)
            RX errors 0  dropped 0  overruns 0  frame 0
            TX packets 183  bytes 28394 (27.7 KiB)
            TX errors 0  dropped 0 overruns 0  carrier 0  collisions 0

SSH のリモートターミナル接続

ここまで進めば以後は、Raspberry Pi からマウス・キーボードを外してリモートターミナルでの操作ができる。ディスプレイも原則不要(動作確認はできないが…)

パッケージリストの更新

  1. 初回の起動は相当の時間がかかることがある。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo apt update
    取得:1 http://archive.raspberrypi.org/debian buster InRelease [25.1 kB]
    取得:2 http://archive.raspberrypi.org/debian buster/main armhf Packages [279 kB]
    取得:3 http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian buster InRelease [15.0 kB]
    取得:4 http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian buster/main armhf Packages [13.0 MB]                                                                                                       
    13.3 MB を 16秒 で取得しました (856 kB/s)                                                                                                                                                  
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています       
    状態情報を読み取っています... 完了
    アップグレードできるパッケージが 281 個あります。表示するには 'apt list --upgradable' を実行してください。
  2. 続いて、パッケージの更新 (初回の起動は相当の時間がかかることがある。)
    pi@raspberrypi-mas:~ $ sudo apt upgrade
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています                
    状態情報を読み取っています... 完了
    アップグレードパッケージを検出しています... 完了
           :
           :
    アップグレード: 19 個、新規インストール: 6 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
    45.2 MB 中 12.2 MB のアーカイブを取得する必要があります。
    この操作後に追加で 94.9 MB のディスク容量が消費されます。
    続行しますか? [Y/n] 
  3. 「y」で答える。
    続行しますか? [Y/n] y
    取得:1 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/raspbian-archive/raspbian buster/main armhf xdg-dbus-proxy armhf 0.1.1-1 [19.6 kB]
    取得:2 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/raspbian-archive/raspbian buster/main armhf libwebkit2gtk-4.0-37 armhf 2.26.4-1~deb10u2+rpi1 [9,933 kB]
    取得:3 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/raspbian-archive/raspbian buster/main armhf libjavascriptcoregtk-4.0-18 armhf 2.26.4-1~deb10u2+rpi1 [2,258 kB]
    12.2 MB を 3秒 で取得しました (3,646 kB/s)             
    changelog を読み込んでいます... 完了
    (データベースを読み込んでいます ... 現在 153489 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
    .../00-binutils-arm-linux-gnueabihf_2.31.1-16+rpi2_armhf.deb を展開する準備をしています ...
    binutils-arm-linux-gnueabihf (2.31.1-16+rpi2) で (2.31.1-16+rpi1 に) 上書き展開しています ...
           :
           :
    man-db (2.8.5-2) のトリガを処理しています ...
    desktop-file-utils (0.23-4) のトリガを処理しています ...
    libvlc-bin:armhf (3.0.8-0+deb10u1+rpt7) のトリガを処理しています ...
    pi@raspberrypi:~ $
  4. 再度パッケージリストを確認する。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo apt update
    ヒット:1 http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian buster InRelease
    ヒット:2 http://archive.raspberrypi.org/debian buster InRelease
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています       
    状態情報を読み取っています... 完了
    パッケージはすべて最新です。
    pi@raspberrypi:~ 
  5. パッケージが最新となるまで繰り返す。
     この操作はソフトウェアのインストールの前に必ず実行すること。

パッケージリストの更新/パッケージの更新 の注意

Raspbianを日本のリポジトリサーバに変更する

  1. /etc/apt/sources.listを編集する
    変更前→
    deb http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian/ buster main contrib non-free rpi
    変更後→
    deb http://ftp.jaist.ac.jp/raspbian buster main contrib non-free rpi
    # deb http://raspbian.raspberrypi.org/raspbian/ buster main contrib non-free rpi
  2. 変更後の動作確認
    $ sudo apt update
    ヒット:1 http://ftp.jaist.ac.jp/raspbian buster InRelease
    ヒット:2 http://archive.raspberrypi.org/debian buster InRelease       
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています       
    状態情報を読み取っています... 完了
    パッケージはすべて最新です。

参考サイト: Raspbianを日本のリポジトリサーバに変更する・buster

VNC リモート接続

  1. tightvncserver をインストールする。
    Raspbian full版 では、realvncserver が導入されているようで自動的にアンインストールされる。
    pi@raspberrypi:~ $ sudo apt install tightvncserver
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています                
    状態情報を読み取っています... 完了
    以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
      alsa-base gstreamer0.10-alsa gstreamer0.10-plugins-base libgstreamer-plugins-base0.10-0 libgstreamer0.10-0 libllvm8 libva-wayland2 libxfce4util-bin libxfce4util-common libxfce4util7
      libxfconf-0-2 pimixer point-rpi xfconf
    これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
    以下の追加パッケージがインストールされます:
      xfonts-base
    提案パッケージ:
      tightvnc-java
    以下のパッケージは「削除」されます:
      realvnc-vnc-server
    以下のパッケージが新たにインストールされます:
      tightvncserver xfonts-base
    アップグレード: 0 個、新規インストール: 2 個、削除: 1 個、保留: 0 個。
    6,448 kB のアーカイブを取得する必要があります。
    この操作後に 28.5 MB のディスク容量が解放されます。
    続行しますか? [Y/n]
  2. 「y」で答える。
    続行しますか? [Y/n] y
    取得:1 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/raspbian-archive/raspbian buster/main armhf tightvncserver armhf 1:1.3.9-9+deb10u1 [551 kB]
    取得:2 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/raspbian-archive/raspbian buster/main armhf xfonts-base all 1:1.0.5 [5,897 kB]                                                                     
    6,448 kB を 11秒 で取得しました (586 kB/s)                                                                                                                                                 
    (データベースを読み込んでいます ... 現在 153538 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
    realvnc-vnc-server (6.7.1.42348) を削除しています ...
    以前に未選択のパッケージ tightvncserver を選択しています。
    (データベースを読み込んでいます ... 現在 153459 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
    .../tightvncserver_1%3a1.3.9-9+deb10u1_armhf.deb を展開する準備をしています ...
    tightvncserver (1:1.3.9-9+deb10u1) を展開しています...
    以前に未選択のパッケージ xfonts-base を選択しています。
    .../xfonts-base_1%3a1.0.5_all.deb を展開する準備をしています ...
    xfonts-base (1:1.0.5) を展開しています...
    tightvncserver (1:1.3.9-9+deb10u1) を設定しています ...
    update-alternatives: /usr/bin/vncserver (vncserver) を提供するために自動モードで /usr/bin/tightvncserver を使います
    update-alternatives: /usr/bin/Xvnc (Xvnc) を提供するために自動モードで /usr/bin/Xtightvnc を使います
    update-alternatives: /usr/bin/vncpasswd (vncpasswd) を提供するために自動モードで /usr/bin/tightvncpasswd を使います
    xfonts-base (1:1.0.5) を設定しています ...
    fontconfig (2.13.1-2) のトリガを処理しています ...
    desktop-file-utils (0.23-4) のトリガを処理しています ...
    mime-support (3.62) のトリガを処理しています ...
    hicolor-icon-theme (0.17-2) のトリガを処理しています ...
    gnome-menus (3.31.4-3) のトリガを処理しています ...
    man-db (2.8.5-2) のトリガを処理しています ...
    shared-mime-info (1.10-1) のトリガを処理しています ...
    pi@raspberrypi:~ $
  3. tightvncserver の初回起動で、パスワードを設定るる。
    pi@raspberrypi:~ $ tightvncserver
    
    You will require a password to access your desktops.
    
    Password: 
    Verify:   
    Would you like to enter a view-only password (y/n)? y
    Password: 
    Verify:   
    
    New 'X' desktop is raspberrypi-mas:1
    
    Creating default startup script /home/pi/.vnc/xstartup
    Starting applications specified in /home/pi/.vnc/xstartup
    Log file is /home/pi/.vnc/raspberrypi:1.log
  4. tightvncserver の起動を調べる。
    $ netstat -nlt
     稼働中のインターネット接続 (サーバのみ)
     Proto 受信-Q 送信-Q 内部アドレス            外部アドレス            状態       
     tcp        0      0 0.0.0.0:5901            0.0.0.0:*               LISTEN     
     tcp        0      0 0.0.0.0:6001            0.0.0.0:*               LISTEN     
     tcp        0      0 0.0.0.0:22              0.0.0.0:*               LISTEN     
     tcp6       0      0 :::22                   :::*                    LISTEN     
    5901 ポートの表示があれば起動している。

    ついでにVNCサーバーを停止する場合は
    $ tightvncserver -kill :1
  5. tightvncserver を自動起動にする。
    ファイル名 vncboot で以下の内容のファイルを作成する。
    $ cd /etc/init.d/
    $ sudo vi vncboot
    
    #! /bin/sh    
    
    ### BEGIN INIT INFO
    # Provides: vncboot
    # Required-Start: $remote_fs $syslog
    # Required-Stop: $remote_fs $syslog
    # Default-Start: 2 3 4 5
    # Default-Stop: 0 1 6
    # Short-Description: Start VNC Server at boot time
    # Description: Start VNC Server at boot time.
    ### END INIT INFO
    
    # /etc/init.d/vncboot
    
    USER=pi
    HOME=/home/pi
    
    export USER HOME
    
    case "$1" in
        start)
            echo "Starting VNC Server"
            #Insert your favoured settings for a VNC session
            su $USER -c '/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1280x720 -depth 24'
            ;;
    
        stop)
            echo "Stopping VNC Server"
            su $USER -c '/usr/bin/vncserver -kill :1'
            ;;
    
        *)
            echo "Usage: /etc/init.d/vncboot {start|stop}"
            exit 1
            ;;
    esac
    
    exit 0

参考サイト: Raspberry PiのVNCサーバーの自動起動の設定

VNC リモート接続 ホスト側のソフトウェア

参考サイト: IT女子のラズベリーパイ入門奮闘記

Raspberry Pi OS (Raspbian) の詳細設定

上記設定で基本の Raspbian 設定は終了。以下は必要に応じて設定する項目。

tightvncserver の解像度設定

Raspberry Pi4 上でサポートされている画面解像度まで設定可能。

  1. vncサーバーを終了する。
    pi@raspberrypi-ml:~ $ tightvncserver -kill :1
    Killing Xtightvnc process ID 547
  2. 解像度を指定して再起動。
    pi@raspberrypi-ml:~ $ tightvncserver -geometry 1920x1024 -depth 24
    
    New 'X' desktop is raspberrypi-ml:1
    
    Starting applications specified in /home/pi/.vnc/xstartup
    Log file is /home/pi/.vnc/raspberrypi-ml:1.log
  3. クライアント側(vncビューア)で解像度を確認する。
  4. 自動起動ファイルを修正する。
    pi@raspberrypi:~ $ cd /etc/init.d/
    pi@raspberrypi:/etc/init.d $ sudo vi vncboot
  5. 再起動する。
    pi@raspberrypi:/etc/init.d $ sudo reboot

    参考サイト: Linux やってみる

画面の解像度を変更する (Raspberry Pi 本体の解像度)

  1. サポートするモードを確認。
    pi@raspberrypi:~ $ /opt/vc/bin/tvservice -m CEA
    Group CEA has 15 modes:
               mode 1: 640x480 @ 60Hz 4:3, clock:25MHz progressive 
               mode 2: 720x480 @ 60Hz 4:3, clock:27MHz progressive 
               mode 3: 720x480 @ 60Hz 16:9, clock:27MHz progressive 
               mode 4: 1280x720 @ 60Hz 16:9, clock:74MHz progressive 
               mode 5: 1920x1080 @ 60Hz 16:9, clock:74MHz interlaced 
               mode 6: 720x480 @ 60Hz 4:3, clock:27MHz x2 interlaced 
               mode 7: 720x480 @ 60Hz 16:9, clock:27MHz x2 interlaced 
      (native) mode 16: 1920x1080 @ 60Hz 16:9, clock:148MHz progressive 
               mode 17: 720x576 @ 50Hz 4:3, clock:27MHz progressive 
               mode 18: 720x576 @ 50Hz 16:9, clock:27MHz progressive 
               mode 19: 1280x720 @ 50Hz 16:9, clock:74MHz progressive 
               mode 20: 1920x1080 @ 50Hz 16:9, clock:74MHz interlaced 
               mode 21: 720x576 @ 50Hz 4:3, clock:27MHz x2 interlaced 
      (native) mode 22: 720x576 @ 50Hz 16:9, clock:27MHz x2 interlaced 
               mode 31: 1920x1080 @ 50Hz 16:9, clock:148MHz progressive 
  2. 現在のモードを確認。
    pi@raspberrypi:~ $ /opt/vc/bin/tvservice -s
    state 0x6 [DVI DMT (87) RGB full 15:9], 800x480 @ 59.00Hz, progressive
    pi@raspberrypi:~ $ 
  3. config.txt の変更前にバックアップ。
    pi@raspberrypi:~ $ cd /boot
    pi@raspberrypi:/boot $ sudo cp config.txt config.txt.org
  4. config.txt を変更する。
    pi@raspberrypi:/boot $ sudo vi config.txt
    
    hdmi_group=1
    hdmi_mode=5
  5. 再起動する。
    pi@raspberrypi:/boot $ sudo reboot
  6. 変更後の解像度を確認する。
    pi@raspberrypi:~ $ /opt/vc/bin/tvservice -s
    state 0xa [HDMI CUSTOM RGB lim 16:9], 1920x1080 @ 60.00Hz, progressive
  7. 画面の上下左右が切れていたら。
    「/boot/config.txt」の下記の「XX」で書かれている部分の値を適宜変更する。
    画面が見切れている場合は正の数、ボーダーが大きく見えている場合は負の数に設定。
    # uncomment the following to adjust overscan. Use positive numbers if console
    # goes off screen, and negative if there is too much border
    overscan_left=-64
    overscan_right=-64
    overscan_top=-64
    overscan_bottom=-64

参考サイト:

画面のスリープモードをOFFする

  1. 「/etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart」ファイルの最後に以下を加える。
    sudo vi /etc/xdg/lxsession/LXDE-pi/autostart
    
    @xset s off
    @xset -dpms
    @xset s noblank
  2. 「/etc/lightdm/lightdm.conf」ファイルの最後に以下を加える。
    $ sudo vi /etc/lightdm/lightdm.conf
    
    [SeatDefaults]
    xserver-command=X -s 0 -dpms
  3. リブートすれば OK。

参考サイト:

日本語入力の設定

  1. 日本語フォントをインストール。
    もともと入っているフォントを視認性の良いものに変更する。
    $ sudo apt-get update
      :
    $ sudo apt-get install -y fonts-noto
  2. 再起動する。
    $ sudo reboot
  3. 日本語入力ができるよう mozc をインストール。
    $ sudo apt-get update
      :
    $ sudo apt-get install -y ibus-mozc
  4. インストールが完了すると画面上部のバーの右の方に文字のアイコン(もしくはENアイコン)が表示される。これをクリックすることで入力言語(日本語/英語)を切り替えることができる。
     
  5. 「メニュー」→「設定」→「iBusの設定」を押し「一般」タブを選択する。
    1. 次の入力メソッドの項目の左の「…」を押す。
    2. キーコードの右の「…」を押す。
    3. 表示された画面の「無効」の部分をクリックしてから「半角/全角」キーを押す。
    4. 「追加」のボタンを押して完了する。
       
  6. 「カスタムフォントを使う」にチェックを入れて、フォントを設定する。
    1. フォント名の部分をクリックしフォント選択画面の検索窓にnoto sans cjk jpと入力してから Noto Sans CJK JP Regular を選択する。
    2. フォントの大きさを12px に変更する。
       
  7. 入力メソッドタブを選択する。
    日本語 Mozcがなければ追加して設定完了。

参考サイト: 日本語表示・入力の設定 (ibus-mozc)

Raspberry Pi OS (Raspbian) の複製

稼働中の Rasbian を丸ごと microSDカードにコピー

● ラズパイに複製元SDカードを挿して起動
● SDカードリーダーに複製先のSDカードを装着してラズパイのUSBに挿す
 このとき複製先のSDカードがフォーマット済みであれば自動的にデスクトップにマウントされる。未使用のものはマウントされないがそのまま次に進む。

● SD Card Copierを開く
● vncビューアなどで、デスクトップ上のアクセサリ > SD Card Copier を選ぶ

● コピー先を選んでStart
・Copy From Device に複製元を指定する。例:SD16G (/dev/mmcblk0)
・Copy To Deviceにコピー先を指定する。例:MassStrage Device(/dev/sda)
 選択には十分注意すること。あらかじめ $ sudo fdisk -l などのコマンドでデバイス名を確認しておく。

● 実行前の再確認。(コピー先のデータがなくなることの警告)
・「Yes」を押してスタート。

● コピーが始まり、10分程度で終了(Copy Complete を表示)する。

できた SDカードはそのままラズパイに挿せば起動する。
wifi設定やインストール済みソフトまで複製元が丸ごとコピーできる。

参考サイト: SD Card CopyerでラズパイのSDカードを複製
      ラズパイ の簡単バックアップ・復元アプリ「SD Card Copier」の翻訳

※ could not create FAT エラーの場合
microSD カードによってはフォーマットエラーとなることがある。32GBまでのカードの場合、windows10 標準の「ディスクの管理」ソフトでFAT32 でフォーマットし直すことで複製可能となることがある。

Windows PC を使った microSDカードの複製

参考サイト: 【Raspberry pi】Windows10でSDカードのバックアップ&リストア方法

複製したシステムを配布する場合

  1. コンピュータ名・パスワードを初期状態に戻す。
    コマンド操作でもよいがVNC が使えればデスクトップ環境で、「設定」→「Raspberry Pi の設定」で一度に変更できる。
    ユーザー名:pi
    パスワード:raspberry
  2. vnc パスワードを同じく変更する。
    $ vncpasswd
    Using password file /home/pi/.vnc/passwd
    Password: 
    Warning: password truncated to the length of 8.
    Verify:   
    Would you like to enter a view-only password (y/n)? y
    Password: 
    Warning: password truncated to the length of 8.
    Verify:   
  3. VNC の解像度を元に戻しておく。
    $ sudo vi /etc/init.d/vncboot
        :
            echo "Starting VNC Server"
            #Insert your favoured settings for a VNC session
            su $USER -c '/usr/bin/vncserver :1 -geometry 1280x720 -depth 24'
            ;;
        :
  4. モニター設定を元に戻す。
    最後に追加したモニター設定部分をコメントアウトする。
    $ sudo vi /boot/config.txt
  5. 配布先で環境に合わせて再設定する。

参考:ディスクのデバイス名の確認

 

Raspberry Pi OS (Raspbian) のイメージサイズの縮小

 Raspberry Piでイメージバックアップとして SDカード全体のイメージをファイルにする場合 SDカードにより無駄にサイズが大きなバックアップファイルになってしまう。また、同じ容量のSDカードでも微妙に使用できる容量が違うことがありイメージバックアップを別の SDカードに正常にリストアできないことがある。
 この対応としてイメージバックアップを作成するときに、パーティションの使っていない領域を削って上記の問題が起きないようにする。

パーティション縮小環境の作成

パーティションの縮小

縮小した SDカードのイメージを作成

イメージファイルの復元

参考サイト: Raspberry Piのイメージバックアップのサイズを小さくする

 

ソフトウェア Tips

vi テキストエディタ

方向キーでのカーソル入力が何か拍子にABCDと入力になってしまうことが度々ある。vim はデフォルトでvi互換モードで起動され、その場合は方向キーではなくh,j,k,lでカーソルを動かさなければならないよう。不便なので設定変更する。 vimの設定はホームのディレクトリにある.vimrcに書く。

参考サイト: vimで方向キーがABCDを入力してしまう問題の解決

参考サイト: Vimで方向キーを押すとABCDが出る問題を直す

参考サイト: 覚え書き

参考サイト: 初心者向け vimrcの設定方法

vncviewerでコピー&ペーストを有効にする

  1. autocutsel を導入しクリップボード共有する。
    $ sudo apt-get install autocutsel
    パッケージリストを読み込んでいます... 完了
    依存関係ツリーを作成しています                
    状態情報を読み取っています... 完了
    以下のパッケージが自動でインストールされましたが、もう必要とされていません:
      alsa-base gstreamer0.10-alsa gstreamer0.10-plugins-base libgstreamer-plugins-base0.10-0 libgstreamer0.10-0 libllvm8 libva-wayland2 libxfce4util-bin libxfce4util-common libxfce4util7
      libxfconf-0-2 pimixer point-rpi xfconf
    これを削除するには 'sudo apt autoremove' を利用してください。
    以下のパッケージが新たにインストールされます:
      autocutsel
    アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 0 個。
    14.6 kB のアーカイブを取得する必要があります。
    この操作後に追加で 50.2 kB のディスク容量が消費されます。
    取得:1 http://ftp.jaist.ac.jp/pub/Linux/raspbian-archive/raspbian buster/main armhf autocutsel armhf 0.10.0-2 [14.6 kB]
    14.6 kB を 2秒 で取得しました (7,735 B/s)
    以前に未選択のパッケージ autocutsel を選択しています。
    (データベースを読み込んでいます ... 現在 159219 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
    .../autocutsel_0.10.0-2_armhf.deb を展開する準備をしています ...
    autocutsel (0.10.0-2) を展開しています...
    autocutsel (0.10.0-2) を設定しています ...
    man-db (2.8.5-2) のトリガを処理しています ...
  2. xstartupファイルに「autocutsel -fork」を追記。
    $ sudo vi .vnc/xstartup
    
    # Fix to make GNOME work
    #vncconfig &
    autocutsel -fork
    export XKL_XMODMAP_DISABLE=1
    /etc/X11/Xsession
  3. VNCサーバを再起動。
    $ vncserver -kill :1
    Killing Xtightvnc process ID 539
    $ tightvncserver
    
    New 'X' desktop is raspberrypi-ml:1
    
    Starting applications specified in /home/pi/.vnc/xstartup
    Log file is /home/pi/.vnc/raspberrypi-ml:1.log

参考サイト: Raspberry Pi 3 B+でwindows10をワイヤレスディスプレイとして使う

vncviewer の画面をキャプチャーする (windowsの場合)

 標準では vncviewer画面がアクティブな場合画面キャプチャーできない。(ほかのウインドウをアクティブにしてデスクトップ全体のキャプチャーはできるが)

  • VNCビューアの設定画面にある「SendSpecialKeys(特別なキーをサーバへ直接送る)」の項目を True にするだけで、PrintScreenボタンを押すと画面キャプチャが取れるようになる。
    ※「Exprt」タブの「Pass special keys directly to VNC Server」のチェックを外す必要あり。2020/12/17追記
  • VNCビューアを使っている時のサーバ側の画面キャプチャーを取ることができるようになる。

参考サイト: VNCクライアントからの画面キャプチャ

PC上で Wi-Fi アクセスポイントを設定

参考サイト: Wi-FiやIPアドレスの設定を行う方法

複数の Wi-Fi アクセスポイントを設定

参考サイト: 複数の Wi-Fi アクセスポイントを設定する

同じLAN内の Raspberry PiのIPアドレスを調べる (Windowsの場合)

  1. Windowsでは、コマンドプロンプトのarpコマンドを使う。
    for /l %i in (0,1,255) do ping -w 1 -n 1 192.168.0.%i
    
    C:\Users\izuts>ping -w 1 -n 1 192.168.0.%1
    ping 要求ではホスト 192.168.0.%1 が見つかりませんでした。ホスト名を確認してもう 一度実行してください。
       :
       :
    C:\Users\izuts>ping -w 1 -n 1 192.168.0.%1
    ping 要求ではホスト 192.168.0.%1 が見つかりませんでした。ホスト名を確認してもう 一度実行してください。
     
    C:\Users\izuts>
  2. 実行が終わるまでに1分程度かかる。192.168.0.%iの部分は接続しているローカルネットワークに合わせて変更すること。
     このコマンドはローカルネットワーク内のIPアドレスにpingを実行してarpテーブルに記録する。

  3. 次に、下記のコマンドを実行する。
    C:\Users\izuts>arp -a
    
    インターフェイス: 192.168.0.16 --- 0xc
      インターネット アドレス 物理アドレス           種類
      192.168.0.1           xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
      192.168.0.2           xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
      192.168.0.12          xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
      192.168.0.31          xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
      192.168.0.200         xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
      192.168.0.211         xx-xx-xx-xx-xx-xx     動的
  4. IPアドレス、MACアドレス、Typeが表示さる。Raspberry Piのアドレスを特定する。

Raspberry Pi財団が保持しているMACアドレスのレンジ

format 1format 2format 3
B8:27:EB:xx:xx:xxB8-27-EB-xx-xx-xxB827.EBxx.xxxx
DC:A6:32:xx:xx:xxDC-A6-32-xx-xx-xxDCA6.32xx.xxxx

参考サイト:

IPアドレスがわからないラズパイにホスト名で接続する

参考サイト:

python仮想環境 venv

venv はPython3.x.xには標準でバンドルされているので簡単に利用できる。

 

番外編 Raspbian for PC

Windows 10 Hyper-V 仮想環境で Raspberry Pi Desktop 導入

x86系のPCで動く Raspbian があるようなのでテストしてみた。
インストールは英語だが導入後は Raspberry Pi と同じように日本語環境もサポートしている。下記サイトからは、32/64ビット版とインストールなしで実行できる Live CD 版が同梱されたイメージファイルをダウンロードできる。

サポートの切れた Windows7 の古いパソコンの再生には有効かもしれない。

参考サイト: 中古PC活用:Windows PCにPIXEL(Raspberry Pi OS) for PCをインストールしてみよう

 

添付ファイル: file20201217_000000_001s.jpg 38件 [詳細] file20201216_000008_001m.jpg 21件 [詳細] file20201216_000007_001m.jpg 23件 [詳細] file20201216_000004_001m.jpg 21件 [詳細] file20201216_000005_001m.jpg 20件 [詳細] file20201216_000002_001m.jpg 27件 [詳細] file20201216_000003_001m.jpg 24件 [詳細] file20201216_000001_001m.jpg 23件 [詳細] file20201216_000000_001m.jpg 33件 [詳細] file20200920_000001_001m.jpg 124件 [詳細] fileraspi_013m.jpg 255件 [詳細] fileraspi_012m.jpg 235件 [詳細] fileraspi_011m.jpg 231件 [詳細] fileraspi_010m.jpg 236件 [詳細] fileraspi_002m.jpg 232件 [詳細]

Last-modified: 2021-01-07 (木) 19:13:20