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コマンド操作

※ 最終更新:2022/11/15 

基本的コマンド操作

ファイルの編集「vi」

 ※ キー操作がうまくいかない場合は vi の初期設定を参照

 

システムのシャットダウン「poweroff / shutdown」

 電源を切る

$ sudo poweroff

 または

$ sudo shutdown -h now

システムの再起動「reboot」

$ sudo reboot

ファイルやディレクトリの情報表示「ls」

 現在のディレクトリの全ファイルの名前のみを表示

$ ls

 現在のディレクトリの全ファイルの詳細情報を表示

$ ls -l

 隠しファイルを表示する

$ ls -a

ディレクトリ (フォルダ) の移動「cd」

 python_gamesというディレクトリに移動

$ cd python_games

 1つ上のディレクトリに移動

$ cd ..

 ホームへ戻る

$ cd ~

フォルダを作成「mkdir」

 "test" という名前のフォルダを作成

$ mkdir test

ファイルやディレクトリの移動、 名前の変更「mv」

 ファイル "file1" をルートディレクトの下のetcへ移動

$ mv file1 /etc

 ファイル "file1" の名前を変えて "file2" に変更

$ mv file1 file2

ファイルやディレクトリのコピー「cp」

 "file1" を "file2" というファイルとして複製

$ cp file1 file2

 ディレクトリ "pictures1" の内容をすべて "pictures2" にコピー

$ cp -r pictures1 pictures2

※ [ディレクトリ名2]が実在する場合は、[ディレクトリ名2]以下に[ディレクトリ名1]が作成されてそのディレクトリ構造がコピーされる。
[ディレクトリ名2]が実在しない場合は、[ディレクトリ名2]が作成され[ディレクトリ名1]以下のディレクトリ構造がコピーされる。この場合、[ディレクトリ名1]と[ディレクトリ名2]は同じである必要はない。

ファイルやディレクトリの削除「rm」

 "file1" を削除

$ rm file1

 ディレクトリ "pictures" を削除

$ rm -r pictures

ファイルの中身をテキスト表示「cat」

 ファイル名 "filename.sh" の中身をテキスト表示

$ cat filename.sh

ファイルやディレクトリのアクセス権変更「chmod」

 "/home/pi/screen.sh"の権限を"全ユーザー実行可能"に変更

$ sudo chmod 755 /home/pi/screen.sh

ディスクの空き容量を調べる 「df」

 ディスクの空き容量を表示する

$ df

 読みやすいサイズ表記で表示する

$ df -h

 空き領域の合計も併せて表示する

$ df -h --total
Filesystem      Size  Used Avail Use% Mounted on
udev            3.7G     0  3.7G   0% /dev
tmpfs           757M  3.0M  754M   1% /run
/dev/sda2       457G   30G  405G   7% /
tmpfs           3.7G     0  3.7G   0% /dev/shm
tmpfs           5.0M     0  5.0M   0% /run/lock
tmpfs           3.7G     0  3.7G   0% /sys/fs/cgroup
/dev/sda1       511M  6.1M  505M   2% /boot/efi
/dev/loop0       97M   97M     0 100% /snap/core/9804
/dev/loop1       98M   98M     0 100% /snap/core/9993
tmpfs           757M     0  757M   0% /run/user/1000
total           471G   30G  418G   7% -

プログラムの強制終了「pkill / kill」

 "culator" というアプリを強制終了 (-fの後に"アプリケーション名"を指定)

$ pkill -KILL -f culator

実行中プロセスを表示する

$ ps [aux]
[aux]
a:自分以外のユーザーのプロセスも表示
u:ユーザー名と開始時刻を表示
x:制御端末のないプロセスの情報も表示

ホスト名の表示「hostname」

 ホスト名の表示

$ hostname

IPアドレスの表示「hostname / ifconfig」

$ hostname -I
$ ifconfig

パッケージの管理「aptget」

 最新パッケージのリストをサーバーから入手

$ sudo aptget update

 パッケージをインストール

$ sudo aptget install

 インストールされているパッケージをアップデート

$ sudo aptget upgrade

Pythonで書かれたパッケージの管理「pip」

 システムにPython2系とPython3系の両方の環境がある場合の例

ファイルのダウンロード「wget」

 URL の下にある "file.tar.gz" をダウンロード

$ wget http://jellyware.jp/file.tar.gz

tar形式ファイルの解凍「tar」

 "file.tar.gz" を解凍する(gzip を展開して、TARを展開する&途中経過出力)

$ tar zxvf file.tar.gz

zip形式ファイルの解凍「unzip」

 "MMDAgent_Example-1.7.zip" を解凍する

$ unzip MMDAgent_Example-1.7.zip

プログラムのビルドとインストール「make」

 処理は Makefile に書かれた内容

ユーザーのパスワード変更「passwd」

 root のパスワードを変更する

$ sudo passwd root

特定の文字列を含むファイルやディレクトリを探す「find」

 -name で特定の文字列を指定できる。以下はディレクトリ "/usr/share/sounds/" を対象とした例)

特定の文字を含む行を抽出「grep」

 ファイルの中で指定した文字列が含まれている行を表示  拡張子 py のファイルで、"import" という文字が含まれている行を検索

$ grep "import" *.py

プロセスを終了させる「kill」

OS の version を確認するコマンド

 Raspbian のバージョンを表示

$ lsb_release -a

 Linux カーネルのバージョンを表示

$ uname -a

HDMI ディスプレイに関するコマンド

 画面の解像度表示 -s を付けるとステータス表示

$ tvservice -s

RaspberryPi の設定ツール

 設定画面を開く(Raspbian 特有コマンド)

$ sudo raspi-config

引数の中身を表示「echo」

 シェルスクリプトの中で echo $1 などと記述すれば、実行時に渡された引数などを表示できる

「|」パイプ

 複数のコマンドの組み合わせ (command1 | command2 で command1 の出力を command2 に入力としてパイプで送るという意味)
 リスト表示した内容を "filename.txt" に出力する (teeは標準入力から読み込んだ内容を標準出力とファイルに書き込むコマンド)

$ ls | tee filename.txt

コマンドのフルパスを表示「which」

環境変数を設定・削除「export」

キーボード・ショートカット

「↑」「↓」過去のコマンドを呼び出す~

「Tab」コマンドの補完機能~

 長いコマンドを打つ場合、途中まで打ち込んでからTabキーを押すことで自動補完できる場合がある

「Ctl+C」実行プログラムの強制終了~

 キーボードで Ctrl キー と C キー を同時に押すと実行しているプログラムを強制終了させることができる

「Ctl + Z」実行プログラムの強制停止~

 キーボードで Ctrl キー と Z キー を同時に押すと実行しているプログラムを強制停止させることができる
 以下のコマンド入力でプログラム再開可能

$ fg

便利なコマンド

ディレクトリやファイルをツリー状に表示「tree」

$ tree -d
.
├── googlesamples
│   └── grpc
│       └── __pycache__
├── image
└── sound

python 仮想環境「venv」

ターミナルに送られているキーコードを調べる方法「sed」

困ったときに

停止中のジョブ

  1. jobsコマンドでジョブとジョブ番号の確認。
    $ jobs
    [1]+  停止                  mysql -u root -p
  2. fg ジョブ番号コマンドでフォアグラウンド処理に。
    $ fg 1
    mysql -u root -p
    mysql>
  3. ジョブを停止する場合はkill ジョブ番号コマンド
    $ sudo kill 1
 

更新履歴

参考サイト


Last-modified: 2022-11-15 (火) 05:21:25